兵庫陶芸美術館「The 備前 ー土と炎から生まれる造形美ー」

The 備前 ー土と炎から生まれる造形美ー

今日は、昨日の横尾忠則現代美術館に続き、兵庫陶芸美術館に行ってきました。現在の特別展は、「The 備前 ー土と炎から生まれる造形美ー」です。

数日前から、青春18きっぷを使って瀬戸内の島にでも行こうかと検討していました。毎晩、Google map を見ていたんですけど、昨日金券ショップに行ったら入荷していなくて、一気にテンションダウン(´・ω・`) また別の機会ということで。。。

陶芸美術館も、新型コロナの影響で休館していましたが、昨日(3/17)から開館しています。ここは、普段でも平日はガラガラです(^^;; 有名な展示(マイセン等)だったら少しは増えるかな。ということで、コロナの影響はあるのかないのかわからないぐらい、いつもどおりのお客さんの少なさでした。ひとつの展示室内で自分だけということはよくあります。貸し切りですね(`・ω・´) 静かに鑑賞できて最高です。

B1F~2Fまで展示室があり、一応上から見て降りていくのが順路です。今回は、1Fの一部とB1Fは写真撮影が可能でした。ざっくりいうと、すでに亡くなった作家さんの作品はNGで、現在活躍中の方はOKという感じですね。

今回の展示は、備前焼ということですが、私は陶芸のことは全くわかりません(`・ω・´) 丹波焼との違いすらわかっておりません(´・ω・`) いつもながら、自分の中でいいなと思えるものが見れたらそれで満足、という鑑賞スタイルです。心のなかで個々の作品に「いいね」を押す感じでしょうか。

入り口までの渡り廊下には、特大の丹波焼がででーんと、置かれています。

丹波焼

個人的いいね作品の紹介です。まるで「木」ですね。瀬戸焼には見えない斬新さ。

島村 光さんの「大割木香炉」

続いて、同じ作家さんの「煙」。無形のものまで備前焼。発想がすごいですね。

島村 光さんの「煙」

伊勢﨑 晃一朗さんの作品。作品名も撮影していたのに、ピンぼけで判別できず。。。1974年生まれで、一番若手だったと思います。かぼちゃに見える(^^::

伊勢﨑 晃一朗さんの作品

続いても同じ作家さん。筒型の土をコンクリートブロックに打ちつけて作られたとのこと。豪快ですね。

伊勢﨑 晃一朗さんの「打文花器」

次は、伊勢﨑 創さんの作品。赤い線のようなものを「緋襷(ひだすき)」というそうです。大量生産する際に、窯内のスペースを有効活用するために、重ねて焼成するらしいのですが、そのときに作品同士が焼き付いてしまわないよう、藁を巻くのだそうな。その藁が焼けるときに、藁のアルカリ分と土の鉄分が化学反応して、赤くなるのだとか。勉強になりますね~。用語解説が展示室前にあったので予習できました(`・ω・´) これが備前焼の特徴なんでしょうか。赤が美しい!

伊勢﨑 創さんの「緋襷四方花器(ひだすきよほうかき)」

焼き物なのに「衣」。触ったら柔らかそうに感じるほどのしなやかさ。

金重 晃介さんの「聖衣」

展示室の外に隣接している情報コーナーでは、「丹波焼のいろいろ ”フォルムとカラー”」という展示をしていました。こちらは5月24日までです。鮮やかな器がたくさんあり、こちらも楽しめます。

博物館や美術館に行くと、作品の解説を一応読むのですが、オツムが弱いのか、何回読んでも頭に入ってきません(´・ω・`) ふと、用語解説のパネルを読んでいたときに、英語表記があることに気づきました。こんな難しい言葉ばかりをどうやって訳しているのか気になって、少し読んでみたのですが、、、日本語よりわかりやすいかも(^^;; そりゃそうですよね。専門用語はかなり省かれていますから。単語さえわかれば、理解できそうです。ド素人のおとな用に、おこちゃま向け解説パネルもあったらなぁと思った次第でした。

帰る際に渡り廊下の途中に、全国の美術館関連のパンフレットが置いてある場所があります。Webで調べるよりも、一覧性もあって探しやすいですね。近隣でおもしろそうな展示があったので、一応チェックしておきました。

個人的には、現代の作家さんの作品のほうが、気に入ったものが多かったように思います。時代とともに技術や発想が変わり、繊細さやデザイン性が受け入れやすかったのかなと思います。専門家ではないので、そんな感想です。
ここには載せていない、気に入った作品がたくさんありました。ぜひ、足を運んでみてください。